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僕の先生…。

恥ずかしながら、僕は未だに、インフルエンザなどの予防注射は小さな小児科に通っている。いや、通っていた。

実はそこには大きなわけ…でもないのだが…があって、そこの先生との長い付き合いからだ。

事の発端は、親から聞いたのだが、僕は生まれてすぐ入院したらしく、その後も病気がちだったらしい。
そんなある夜、高熱を出したか何かで、かなり危険な状況(?)になり、今の、小さな小児科に連れて行ったらしい。
先生に、「今何時だと思ってるんですか!私を殺す気ですか!」そう怒鳴られながらも、うちの親は僕をそこで診てもらい、まあ、大事には至らなかったらしい。
そんな怖い思いから始まった先生との付き合いだが、この小さな診療所では僕は本当にたくさんの思い出の中心になっている。

まず、僕の人生にそれなりの大きさで、いろいろなものを与えてくれた幼稚園。あそこでの体験、僕は多分一生忘れないし、一生大事にしていくものだと思ってる。
今の僕の根底になってることがたくさんある。
その幼稚園を、知ったのが、たまたまそこの小児科に来ていたおばさんとの会話だったらしい。
僕は昔、鉄道が大好きで、機関車トーマスの名前を全部、幼稚園の時に言えたらしい。しかもあれで数字?を覚えたらしい。
その幼稚園には、大きな黒い貨車があった。
で、そのおばさんが勧めてくれたので行ってみて、僕はハマったわけだ。
で、先述の通りすごく素晴らしい幼稚園だった、と思ってる。

次に、まあ数回の風邪など、注射など、それはあった。

その次は…あれだ、高校受験だ。
その時の予防注射、僕は二回、受けてる。
もしかしたら、あの先生に受けたから受かったかもしれない。
でも、最後、受かったことを言えなかった。なぜなら…

閉院してしまってたから。

今日初めて知った。
2014 3/31、その日をもって、閉院してしまっていた。
すごく…驚いたとも、悲しいとも、なんとも言えない。
わからない。
寂しい…のかな?
初恋の彼女と…別れた時の感じと言えば伝わるのか。。。
わからない。

僕にとって、先生は、すごく大きな存在でした。

すごく大事にしてる言葉があって、僕は今も、このコンピューターの世界で過ごせていると思う。

「人間なんて、食えるだけあれば生きていけるんですよ!」

この言葉。

利益なんて、僕にとっては正直どうだっていい。
それを触った人がどのように感じるか。
それをみんなが触って、こんな隅っこから世界が変えられたらいいなって。
ノリロウさんの受け売りだけど。

でも、こう思えたのも、こうして信念を持って進めてるのも、この先生のこの言葉のおかけであると言っても過言ではないと思う。

(本当は…もっと、時がたってからこうして紹介するつもりの言葉でした。)

だからこそ…だからこそ、僕は手紙を書く。
多分、閉院しただけだと思うから…手紙を書く。受け取られないかもしれない。でも僕は手紙を書きたい。

今、苦しいです。
なぜ、僕はもっと早く先生の所に行かなかったのか…
なぜ、高校合格を先生に伝えに行かなかったのか…
なぜ…

ここには書いてないこと、もっとたくさんある。

たった、ひとつの、ちっぽけな医院が、閉院しただけだけれども、僕は…

でも、前に進む。

負けない。

自分を信じる。

と、立ちすくんだ雨の中で思ったことを、書きました。

僕は何が書きたかったんでしょう…ははは…。

おわり